令和という名の永遠が欲しくて、
酒と共に吐き出してしまった平成という名札をつけた顔のない亡霊。

そのただの排泄物のとなりを鮮やかに飛んでいくなまえのない鳥。

鳥とその亡霊の違いは
刻んでおきたいその記憶となまえを背負わないこと。

ぼくたちは等しく残酷に等しくいつか全てを忘れるよ。

永遠なんてないということを知っているその凛々しさをいのちと呼ぶし、
そのいのちは明後日の朝も意志というその一点を見つめている。

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